大安寺の裏庭

裏庭を改造しました。

令和3年の桜

今年も桜が例年の通りに咲きました。10日ばかり早い桜の時期となりましたが、この時期、春の嵐が吹き荒れます。少し散ってきたように思います。コロナ禍ではありましたが、年々歳々花あい似たり、歳々年々人同じからず。今年も同じように桜は美しく咲いてくれました。

大安寺の秋

大安寺境内
(大安寺池泉回遊式庭園)

四季の花々

大安寺の桜
大安寺にはたくさんの桜が咲いています。

境内にある一本桜は江戸彼岸桜です。現在奥州市の文化財へ登録申請中です。

この桜は、留守家代々の桜で、約250年くらいの樹齢があります。この桜の地は留守家代々の墓所であり、その中にいつしか1本の桜が生じていました。

約半世紀後、5代村景(1753)逝去の時、墓所をこの木の傍らに定め、聖域としてそれ以後周辺を伐採することなく近年に至っています。

道行く人は気付かないことが多かったのですが、平成初年に境内南東部が空いたために、遠くからでも見えるようになり、大安寺桜として今では楽しみにしている方も多いようです。

留守家代々のお殿様のお墓があります。

十四代留守政景公、十五代宗利公をはじめ、留守家の墓所です。

高野長英の墓

高野長英は江戸時代後期の医者・蘭学者。実父は後藤実慶。養父は叔父、高野玄斎。

江戸幕府の異国船打破令を批判し、開国を説くが弾圧を受け死去した。明治31年にその功績により正4位を追贈された。主著に「戊戌夢物語」、「わすれがたみ」、「三兵答古知機」など。

また、オランダ語文献の翻訳作業なども多く行っている。